2016年07月01日

所得税・住民税について

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所得税・住民税は事業で利益が出た場合、その利益に対してかかる税金です。

不動産投資の場合も不動産賃貸業という事業ですから、そこに利益が出れば当然かかります。

サラリーマン大家さんの場合でも毎年確定申告という形で申告しなければなりません。
(忙しいサラリーマンさんは大変かもしれませんが。)



税額は?



その税額はというと、


不動産賃貸による「不動産総収入金額」から「必要経費」引いた「不動産所得」を算出します。

その「不動産所得」と他に所得がある場合は合算し、「総所得金額」を算出します。

そこから「所得控除」を差し引いた「課税所得金額」に対して所得税と住民税がかかるのです。


ここで出てきた「必要経費」、「所得控除」が節税の為にとても重要になるのですが、詳しくはまたまとめて書きます。


では「必要経費」とはどんな費用かというと固定資産税などの税金、修繕費、減価償却費、火災保険料、借入金の利子、管理費等々です。

「所得控除」は社会保険料控除、医療費控除、生命保険料控除、地震保険料控除、寄付金控除、小規模企業共済等掛金控除、配偶者控除等々です。


で肝心の税率ですが、これ一律ではなくて課税所得金額大きくなるとより高い税率になる「累進課税制度」なんですよね。

儲ければ儲けるほど以下の様に税率が上がります。

基本式:所得税額 = 課税所得金額 × 税率 − 控除額

課税所得金額        税率         控除額
195万円以下           5%           0円
195万円超330万円以下     10%        97,500円
330万円超695万円以下     20%       427,500円
695万円超900万円以下     23%       636,000円
900万円超1,800万円以下    33%      1,536,000円
1,800万円超4,000万円以下   40%      2,796,000円
4,000万円超          45%      4,796,000円

所得金額の上の方だとすごい税率ですよね(^^;


もう一方の住民税は課税所得金額に関わりなく、一律10%が税率です。


この所得税をいかに安くできるかが、私が調べてまとめてみたい節税方法です。


まとめ



ここで勘違いをしちゃうといけないのですが、不動産投資はあくまで事業であり利益を上げるのが目的です。

使わなくてもよい所にお金を使って、所得税を安くするのが目的ではありません。

その辺をしっかり踏まえた上でお得な節税方法をちょっと勉強したいですね(^^




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posted by たそがれオヤジ at 00:00 | Comment(0) | 不動産の税金 賃貸
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